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素人による素人のための土佐犬ブログ

土佐犬および闘犬について、数々の疑問や誤解がまだまだ存在します。
少しでもそういったものがなくなるように、あらためてまとめてみました。
皆様の知識のひとつとしてご一読ください。

1.土佐犬=危険ではありません。

土佐犬は日本古来の土佐犬(四国犬)に、闘争心の強い洋犬を交配することで生まれました。
高い闘争心と、全国で時折起きる傷害事件などにより、土佐犬は怖いというイメージがありますが、本来きちんと愛され、しつけられた土佐犬は、子供でも触ることができるくらい、人間に従順です。
事件・事故を起こす土佐犬は、きちんとした管理や飼育が行われずにいたものだと思われます。きちんと愛情を持ってしつけられなかった犬は、時に人を害してしまいます。そのあたりは、どの犬種とも変わりません。全友連では、そういった事故を起こさぬよう、会員に徹底して指導しており、幸いなことに今までそういった事故や事件は起きていません。

2.全友連の会員には、反社会的な勢力に属する人間はおりません。

全友連はNPO法人という認可団体であることからわかりますように、反社会的な勢力に属する人間は所属しておりません。むしろ、そういった団体に反旗を翻してできた団体です。
土佐犬を飼っている=反社会的な勢力に属する人間 などという固定観念は捨ててください。
全友連の会員は、普通の一般家庭の人間です。サラリーマンもいますし、公務員もいます。
一部で、闘犬を賭博に使っているという情報があるようで、そのために当団体を批判する方がいるようですが、全友連では決してそういった行為は行われておりません。行っているとしたら、当団体とは全く別の団体です。誤解のないようお願いいたします。

3.闘犬とはルールに従って行われる格闘技です。

こちらも、誤解されやすいのですが、ただ犬同士がけんかをしているのとは違います。
闘犬のルールでは、簡単に言いますと「相手を威嚇して吠える」「泣く」「戦意なしで戦わない」などはすべて負けになります。場合によっては数秒もかからず闘技が終わります。
どちらかがかみついていても、勝負が決まれば即刻引き離しますので、それ以上はありません。
また、余所の団体では行われることもあるようですが、デスマッチ形式で闘わせるようなこともありません。そもそも、人が戦わせるというより、犬の意志で戦います。戦いたくなかったら土佐犬といえども向かっていきませんし、相手が強そうだったら逃げてしまいますから、闘技になりません。それに対し、当たり前ですが、飼い主は犬に暴力をふるうわけではありません。そこは飼い主と犬との信頼関係で成り立つものです。

今は行われていないがナイフなどで刺したりするスペインの闘牛や、海外の闘犬のようにデスマッチ形式で行うような、命のやり取りがある「闘犬」をイメージしていたとしたら、それは大きな誤解です。
人間で言えばボクシングや相撲、レスリングのようなもので、勝敗がはっきりしているのに戦い続けることはないですし、ドクターストップだってあります。
ちなみに、大会時には必ず獣医が常駐し、治療するシステムになっています。

4.闘犬になるのはオスですが、メス犬はどうなるのか?

殺処分されている、と考える方が多いようですが、そうではありません。
メスは確かに、戦いません。土佐闘犬の血統として、良い犬は繁殖に使われますし、そうでない場合も土佐犬を飼いたいという方にお譲りしたりしています。もちろん、きちんと飼うことのできる方にです。
メスはオスよりも闘争心が弱く、また家庭犬に向いていますので、メスが欲しいという方も多いです。通常の大型犬と同じように、きちんとした環境で、愛情持って飼っていただけるのであれば問題ありません。(ただし、自治体によっては土佐犬は飼えない自治体もあります)

 

5.土佐犬も、他の犬種となんら変わらない、飼い主にとっては家族です。

私たちは、犬の中でも土佐犬が大好きです。ちょっと顔が怖いかもしれませんが、 愛情を持って育てれば、きちんと応えてくれる、普通の犬です。
そして土佐犬を飼う上で、長い長い歴史を刻んできた、闘犬という伝統を正しい形で後世に伝えていきたいと願い、それを私たちの使命として行っているのです。
闘犬という競技は、飼い主と犬が共にトレーニングし、信頼関係を築きながら頂点を目指します。日々の努力なくして達成できない目標であり、その過程もまた飼い主と犬にとっては大事な日常です。
同じように、犬の競技会などに出場させる方はよくお分かりかと思います。決して、飼い主の一方通行の思いだけでは成り立たないものなのです。



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