よくある質問 (Q&A集)
Q1. 闘犬はみているとケンカのように見えるのですが。
厳格なルールの下行われる格闘技です。また、戦うといっても戦う意思がない場合、咬みつきも引っ掻きもしないうちに負けとなります。
基本的には時間内、無声で戦う意思を持ち続けたほうが勝ちです。
Q2. 土佐犬同士、咬みついているのを見ると痛そうなのですが・・・。
土佐犬の皮膚は咬まれても大丈夫なように弛んでいます。猫の首のあたりをつまんでも痛がらないのと同じです。
Q3. 時々土佐犬が人を襲うニュースを見かけます。
どうして人を襲うのでしょうか?
土佐犬は古くから闘争本能の強い犬種を掛け合わせてより闘争心の強い犬種として成立したという歴史があります。それゆえに何か「きっかけ」があると人を襲ってしまうという事故が発生します。たとえば狭い檻に入れたまま、戦わせないでいるとストレスで凶暴性が増してしまったりするのです。
きちんとした環境で、飼い主が愛情込めて飼育している土佐犬は飼い主にとても従順でおとなしく、人を襲うようなことはありません。
また、事故が多いとされるピットブルとの混血を当会では禁止しております。
Q4. 闘犬は虐待ではないのですか
虐待ではないと考えます。土佐犬は闘争本能の強い犬ですので、戦わせないでいること自体が虐待になりかねません。
ただし、すべての土佐犬が闘犬として育てられているわけではありません。闘争心が強く、闘犬として飼育された犬だけが闘犬をする犬となります。
Q5. 土佐犬は「危険な犬」ではないのですか?
飼育の難しい犬ではあります。間違った環境で飼育したり、愛情をかけずに育てると、飼い主をも襲いかねません。
逆にきちんとした環境で、愛情をかけて飼育した土佐犬はおとなしく、人を襲うようなことはありません。
Q6. 土佐犬を飼うにはなにか規制があるのですか
自治体によって規制がある場合があります。
土佐犬の他に、秋田犬、紀州犬、ジャーマン・シェパード、ドーベルマン、グレートデン、セントバーナード、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア(アメリカン・ピット・ブル・テリア)が、人に危害を加えるおそれのあるものとして「特定犬」に指定している自治体があります。各自治体へ確認してみてください。
また、規制がなくても、土佐犬は大変力がある犬種です。散歩などの時、きちんと制御できない高齢者や女性などには不向きです。
Q7. 全友連では普段どのように土佐犬を飼育していますか
当会において土佐犬を飼育するにあたり、以下のことに留意するよう規約に定められています。
- 年一回の狂犬病予防接種を怠らないこと
- 放し飼い、放し運動は絶対にしないこと
- 雑踏の中での運動は避けるか犬に口輪をする
- 犬舎は日当たりのよい排水完備な場所を選び、鉄骨もしくはフェンスなどで安全確認を計り、犬舎内でも必ず犬は鎖にて繋ぐこと
- 女性や子供の近くへ、引き余すような犬は連れて行かないこと
- 土佐犬の犬舎は必ず飼育者、家族の者の目の届く場所に設置すること
基本的には一般的な犬の飼い方と変わりませんが、力のある大型犬ですので、ご近所迷惑になるような飼い方をしないよう会員に指導しております。
また、当会においてはこれまで土佐犬の咬傷事故は起きておりません。
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