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素人による素人のための土佐犬ブログ

土佐闘犬の歴史

土佐闘犬(とさとうけん)の歴史は古く、そのルーツは14世紀に遡ります。
(闘犬そのものは12~13世紀ごろには行われていたようで、国宝・鳥獣人物戯画(※2)にその様子が描かれています。)

14世紀、当時の土佐藩で藩士の士気を高めるために奨励され、最初に使われたのが現在の四国犬(※1)といわれています。

江戸時代後期~明治時代、四国犬に、前田犬、オールド・イングリッシュ・マスティフ(Old English Mastiff)やブルドッグ(bulldog)、ブルテリア、グレート・デーン(great dane)などを交配され、これらの犬種の関与によって耐久力と闘争心のある闘技犬として固定されました。
この時代に加えられたマスティフの血を色濃く残していることから、土佐闘犬は現在ジャパニーズ・マスティフとも呼ばれています。
また一般的には土佐犬(とさけん・とさいぬ)と呼ばれています。

(※1: 四国犬はかつて土佐犬と呼ばれていましたが、土佐闘犬との混同を避けるため、四国犬と呼ばれるようになりました。また四国犬は中型犬で、ニホンオオカミと交配させたという伝承を持ち、日本犬としては最も素朴な風貌と評されます。)
(※2: 鳥獣人物戯画・丙巻)

特徴

  • 毛色 - レッド、フォーン、ブラックが標準。昭和初期まで高知県地方では白に赤の斑を持つ犬が多かったが、その後の改良で赤色の犬が多くなった。虎毛やホワイトも少数だが存在する。
  • 毛質 - ごく短く、硬い。
  • 体格 - 日本犬には他に類を見ない堂々たる筋肉質。頭は大きく、マズルはマスティフそのもの。皮膚は咬まれても大丈夫なように弛(たる)んでいる。長いたれ尾に、耳はたれ耳。稀に笹耳もいる。大小の差があり小さい犬は体重30キロ台から大きな犬は100キロを越える。闘犬の愛好団体によって異なる基準を持っているが、およそ60キロから上の犬を大型犬と呼んでいる。
  • 使用用途 - 闘犬、荷物引き、護衛犬、ペット。
  • 性格 - 縄張り意識が強い。また、オスがメスをめぐり争うとき、異常なまでに攻撃的になる。しかし、本来はおとなしく、主人とその一家には従順。そんな普段のおとなしい性質が土佐闘犬愛好家にうけている。
  • 寿命 - 10~12年ほど。この種の最高記録はメスで18歳。
  • 飼育上の注意 - 力が強いので、女性が飼うのは難しい。犬の飼育初心者にも向かない。必ず首輪をつけ、しっかりとした躾とリードが必要。単にペットにしたいのならば、避妊・去勢手術をするとさらにおとなしくなる。

性格

怖いもの知らずで大胆、かつ忍耐力があります。
大型犬特有の寛容で人なつこい一面も持っていますが、闘犬用として作られた犬なので、闘争心や鋭い攻撃性は秘め備えています。飼い主にはよくなれ、忠実です。

飼育上の注意点

闘犬用に作り出された犬ですから、興味本位で飼育したり、ペットとして飼育するのはなかなか難しいです。
一貫したしつけを怠ると、制御が不能となる可能性も大きいので、幼犬の頃から、愛情と忍耐を持ち、一貫性のある訓練を心がける必要があります。たっぷり時間をかけて信頼関係を築ける人向きと言えるでしょう。


参考・出典:                   
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Yahoo! ペット』図鑑
『VICTORIAN BULLDOG LABORATORY』
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